世の中を守る仕事をする警察官
警察官は世の中を守るための、さまざまな仕事をする人です。
警察官の仕事は幅広いですが、代表的なものとして「犯罪の取り締まり」があります。
全国各地でさまざまな犯罪が起きており、警察官はその問題を解決するために働きます。
犯罪の現場に直面することになるため、非常に緊張感のある雰囲気の中で働くことになります。
ただ、その緊張感や「世の中の役に立っている」という実感にやりがいを感じることもあり、人によっては良い仕事になるはずです。
次に、「交通違反の取り締まり」が挙げられます。
交通違反も全国のさまざまな道路などで起きており、これをそのままにしておくと違反する人が増えてしまいます。
そのため警察官が取り締まり、交通ルールが守られる世の中にしているのです。
交通違反にも種類があり、車の一旦停止違反やスピード違反などがあります。
こうした違反の場合、パトカーで違反の多い場所周辺に待機して、スピード違反などをする車が来ないかを待ちます。
そして違反者がいたらパトカーで追いかけて、取り締まりを行います。
また、自転車の交通ルール違反を取り締まることも、警察官の仕事です。
自転車もイヤホンを両耳につけて乗ったり、無灯火で運転したりするのは交通違反です。
そのため警察官が自ら自転車に乗り、ルール違反の自転車に乗っている人を取り締まるのです。
このように警察官にはさまざまな仕事があり、どれも世の中の役にたつ仕事です。
直接世間を支える実感が湧きやすいため、目指してみるのも良いでしょう。
警察官は公務員の試験に合格する必要がある
また、警察官に必要な知識が問われる「警察官採用試験」にも合格する必要があります。
警察官は公務員であり、警察官採用試験は公務員の試験として行われます。
さらに公務員には2種類あり、国家公務員と地方公務員があります。
国家公務員の場合、警察庁で勤務します。
地方公務員の場合は、各都道府県にある警察署での勤務となります。
警察官として高い経験や技術を身に付けたいなら、警察庁がおすすめです。
自分の今住んでいる場所の近くで働きたい場合は、地方公務員で警察官を目指すと良いでしょう。
警察官になるために必要な資格はほかにありませんが、パトカーを運転するために普通自動車免許は取得しておくと良いです。
警察官はこれからも長く必要とされる仕事
警察官は世の中を守る仕事であり、需要が景気などにあまり左右されません。
そのためこれからも必要とされる存在といえます。
警察官として働く場合は公務員の待遇になるため、良い勤務条件で長く安定して勤務することができます。
警察官は世の中で起きるトラブルや事件に遭遇することが多いため、ときには危険も伴う仕事です。
しかしだからこそやりがいがあり、一生の仕事として取り組んでみる価値のある仕事といえます。