栄養士の仕事の詳細について
健康維持は食事が何よりも大切と言われますが、栄養士の仕事は何と言っても人々の健康管理がメインとなっている重要な仕事です。
実際に栄養士が行う仕事は、食事の管理と栄養指導が中心となっています。
まずメインの仕事として食事の管理が挙げられますが、これは学校や病院などで、生徒や患者さんに対し、健康維持にために必要な栄養とは何かを考え、毎日の食事メニューを決めていきます。
ただこの仕事で難しい点は、単に栄養を満たしているというだけでなく、味の点でも満足できるような、おいしい食事であることも重要視されます。
病院での栄養士の仕事は、医師を中心にいろんな医療スタッフとタッグを組み、患者の容態を見ながらメニューを決定していきます。
栄養士の仕事はさらに料理の盛り付けや献立作成、食事指導などですが、勤務する場所によっては、調理師と一緒に調理をする場合もあります。
栄養士は栄養指導も行い、対象者にとってどのような食事が望ましいかをカウンセリングしていきます。
肥満や成人病などに罹っている方は多く、そういった方を含め、いろんな方にバランスのとれた食生活について栄養指導を行います。
この仕事に就きたいと思ったら
栄養士になって働きたいと思ったら、栄養士の国家資格を取得しなければなりません。
そのためには、大学や短大、専門学校の栄養士養成課程を修了し、卒業することが条件となります。
栄養士の資格に関しては、養成機関を卒業すれば無資格で資格を取得することができます。。
栄養士を養成する機関昼間の学校のみで、夜間や通信は現在のところありません。
高校卒業をして養成施設に入学しますが、4年制の大学もあれば、もっと短い短大や専門学校もあり、それらに通うことになります。
また最近では栄養士だけではなく、さらに管理栄養士の資格を取得している方が多くなってきています。
そのため、管理栄養士までの資格を取得していることで、就職を有利にしていくことができます。
栄養士とは違って、管理栄養士は国家試験を受験し、合格することが必要になります。
栄養士の就職先はどこになるのか
栄養士になった場合には病院で勤務することが一般的に多いと思われていますが、実際にはいろんな就職先があります。
例えば保育園、給食会社などがありますが、最近では高齢者施設も多くなっています。
さらに公務員になって公的な機関で働く方もいます。
調理をすることが好きな方であれば、学校や給食会社などでは調理をする機会が持てる場合があります。
また食品の開発に携わりたい方の場合、食品メーカーに就職をすることもできます。
このように、病院だけではなく、いろんな就職先があり、栄養士は需要が高い職業だと言えます。